2021年11月9日放送の「マツコの知らない世界」では、『防災グッズの世界』が特集され、防災アドバイザーの高荷智也(たかに ともや)さんにより、便利な防災グッズが紹介されるそうです。
最近は大雨や地震などの自然災害も多く、備えておかなくてはと思っていたので、最新の防災グッズの情報はとても気になります!
その中で今回は、番組予告VTRに登場していた「サバイバルフーズ」という保存食に注目して調べてみました。
もくじ
「サバイバルフーズ」とは?
サバイバルフーズの特徴
サバイバルフーズは、セイエンタプライズという会社から販売されている、缶入りの長期保存可能な備蓄食です。
お茶漬けでおなじみの、あの永谷園に委託され、国内で製造されています。
近頃は味もおいしい保存食が次々に販売されているようですが、そんな数ある保存食の中でも、サバイバルフーズの特徴は何といっても保存期間。
なんと、25年という超長期保存が可能なのです!
(実際は30年超常温保存可能だけど、安全率をかけ、賞味期限は25年としているそう)
フリーズドライ加工で水分を極限まで除去し、封入された脱酸素剤で酸素を取り除いて密閉することで、超長期保存を実現しているのだとか。
✓魅力的なところ
・超長期保存可能 25年!
・おいしい(らしい)
・メイドインジャパン
✓残念なところ
・高価(※)
・調理に鍋や熱源が必要
(そのまま食べること、水を注ぐだけでも食べることも可能)
(※)お値段は他の保存食と比べるとかなり高価に感じますが、定期的に賞味期限をチェックして入れ替える備蓄品の管理の手間や、買い替えにかかる金額を考えると、かえって安くつくかもしれません。
サバイバルフーズの種類
<サイズ>
2種類のサイズがあります。
・大缶(1号缶)・・・10食分相当
・小缶(2号缶)・・・2.5食分相当
中身はフリーズドライの状態なので、必要な分だけ鍋や食器に移して調理し、何度かに分けて食べることができます。
※一度開缶したものは、付属のフタを閉めて保管し、早めに消費する必要があります。
<メニューと価格>
メニューは5種類。(シチュー2種類、雑炊2種類、クラッカー)
いずれのメニューも、大缶・小缶の2サイズあります。
■ 野菜シチュー
じゃがいも、にんじん、とうもろこし、グリンピースといった野菜が入った、コンソメ味のベジタブルシチュー。
大缶:7,600円(税別)
小缶:2,800円(税別)
■ チキンシチュー
じゃがいも、野菜、しっとり柔らかな鶏肉の入った、ホワイトルウのクリームシチュー。
大缶:8,400円(税別)
小缶:3,000円(税別)
■ 洋風とり雑炊
鶏肉、マッシュルーム、にんじんなどの具材、国産米を煮込んだ、出汁の効いた雑炊。
大缶:8,500円(税別)
小缶:3,000円(税別)
■ 洋風えび雑炊
海老の風味が効いた雑炊。グリーンピース、マッシュルームなどの具材入り。
大缶:8,500円(税別)
小缶:3,000円(税別)
■ クラッカー
食べ応えのあるクラッカー。そのままおやつとしても、シチューなどのおかずに合わせても。
大缶:4,000円(税別)
小缶:2,400円(税別)
サバイバルフーズはどこで買える?
通販
サバイバルフーズは、通販で購入することが可能です。
<公式オンラインストア>
サバイバルフーズの総販売元、セイエンタプライズのオンラインショップである「セイショップ」で購入することができます。
非常食・防災用品の通販 【 セイショップ 】 (seishop.jp)
<楽天市場>
楽天市場にもセイショップの店舗があり、サバイバルフーズが取り扱われています。
■ ファミリーセット(大缶)
野菜シチュー、チキンシチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊×各1缶、クラッカー×2缶の6缶セット。
大缶…1缶あたり10食分
■ ファミリーセット(小缶)
野菜シチュー、チキンシチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊×各1缶、クラッカー×2缶の6缶セット。
小缶…1缶あたり2.5食分
■単品
シチュー、雑炊、クラッカー、いずれも単品で1缶から購入可能です。 → こちらから
実店舗
実店舗で購入できる場所を調べてみました。
<セイショップ>
販売元であるセイエンタプライズの店舗(ショールーム)で購入可能です。
スタッフさんが全員防災士だそうで、防災グッズについて相談しながら買い物することができます。
※2021年11月9日現在は、コロナ感染防止のため、来店は要予約とのこと。
<オーケー>
ディスカウントスーパーマーケット「オーケー」では、一部店舗の防災用品売場にて販売しているそうです。
サバイバルフーズの作り方・食べ方
シチュー・雑炊、クラッカーともにまずは、
付属されている缶切りで缶を開け、脱酸素剤を取り出します。
最近は、缶切り不要なプルトップ缶が多いので、少し面倒な気もしますが、しっかり密閉された缶切りタイプだからこそ、25年という保存期間が実現してるのかもしれませんね。
クラッカーは、そのまま食べられます。
シチュー・雑炊は、パッケージに記載されている加熱調理の方法が一番美味しく食べられると思いますが、水のみ、そのままでも食べることができるようです。
加熱して食べる
缶の中身を鍋にあけ、水を入れる。
中火で加熱しながらよく混ぜ、沸騰したら火を止め、フタをして5分蒸らしてできあがり。
分量の目安:1人前分約40g(小缶の1/2.5量、大缶の1/10量)あたり、水約250ml使用
水を加えて食べる
災害等で熱源がない場合は、水を注ぐだけでも食べることができます。
水を入れてかき混ぜたあと、フタをして10分ほど待ちます。
分量の目安:1人前分約40g(小缶の1/2.5量、大缶の1/10量)に対し、水約230ml使用
そのまま食べる
スナック菓子のように、中身をそのまま食べることもできます。
ただ、本来は水やお湯を加えて食べるものなので、味が濃くて食べ過ぎると喉が渇くのではないでしょうか・・・
ただ、災害で火やお皿が用意できない時など、そのまま食べることもできるというのは心強い気もします。
サバイバルフーズの口コミは?
25年という保存可能期間、そして気軽に開封できる金額ではないので、なかなか食べる機会はなさそうです。
実際に食べた方の口コミを探してみました。
25年も長期保存できる上、メチャおいしい!! 買い替えのコストと手間を考えたら安い。パッケージデザインも洗練されているので、なんか嬉しい。我が家にはシチュー、雑炊、3種類備蓄してます☆ #サバイバルフーズhttps://t.co/InwBeOr0Zm
— 西山 薫 / デザインライター (@nishiyamakaoru) 2020年4月16日
ちょっとお高いですが、すっごく美味しいのでおススメ☆
地元の防災訓練で食べた。
25年も保存できるし管理が超楽、結局安いのかも。#サバイバルフーズ #南海トラフ #防災グッズhttps://t.co/dxPf46jV73 …— ztq🇯🇵🌸⛩️_訪問国🇺🇸🇩🇪🇬🇧🇷🇺🇪🇸🇫🇷🇧🇪 (@ztq_y) March 8, 2019
缶を湿気の少ない場所で保存しておけば、25年間買い換える必要ないし、味は普通に美味しい。
うちは子供達が生まれた時に買い足したので、25才になったらサバイバルフーズでお祝いしようかなw#防災の日 #サバイバルフーズ— hanasora (@hannah7solar3) September 1, 2017
食べた方のツイートは、みなさん「美味しい」という感想でした。やはり、味は期待できそうですね!
お湯で調理が一番なんでしょうが、そのままや水のみでも、それなりに食べられるお味のようです。
|・ω・`)フムフム
そのまま食べると濃い味のスナック感覚
おつまみにいいって言うけどホントかも( ˆ̑‵̮ˆ̑ )水入れてこよーっと pic.twitter.com/VbWsC3Z7mN
— がら🍺🚬🎰👩🔞💉🌱 💭 (@gara_pad) January 15, 2021
水だけでも味はインスタントの安い即席スープよりマシ
栄養成分が100g当たり
エネルギー416㎉
たんぱく9.3g
脂質11g
炭水化物70.1g
食塩相当量6.9g!!!内容量84g
緊急事態のとりあえず栄養が欲しいっていう栄養のタンク要員にはありかなw
— がら🍺🚬🎰👩🔞💉🌱 💭 (@gara_pad) January 15, 2021
まとめ
以上、25年の長期保存が可能な「サバイバルフーズ」について調べてみました。
最近は、ローリングストック(日頃から食べているものを少し多めにストックし、使った分を買い足す)が推奨されていますが、いつの間にか賞味期限を切らしてしまったり、在庫切れのまま放置してしまうことも多いズボラな私には、サバイバルフーズはとても魅力的に感じました。
今回を期に、真剣に備蓄の方法を見直してみようと思います。
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