東京オリンピックのボクシング日本代表に内定している「岡澤セオン」選手。
ボクシングの強さと愛されるキャラクターで、今後の活躍が期待されています。
そこで今回は、岡澤セオン選手の性格や本名などのプロフィール、趣味のカレー作りについても調べてみました。
岡澤セオン選手のプロフィール
- 1995年12月21日生まれ
- 出身:山形県山形市
- 高校:日本大学山形高等学校
- 大学:中央大学法学部
- 身長179cm
- 所属:INSPA
アマチュアボクシングの岡澤セオン選手は、日本で生まれ育ちました。
日大山形高校(偏差値は山形県私立高校1位)から中央大学法学部(偏差値57.5~65.0)に進学している高学歴です。
中学まではレスリングをしていて、ボクシングを始めたのは日大山形高校時代。
文武両道で、学業にもボクシングにも励んでいたのでしょうね。
大学卒業後は就職先が内定していたそうなのですが、ボクシングをあきらめきれず、鹿児島県体育協会が指導員を探していることを知り、親にも相談せずに内定を蹴って、鹿児島へ渡ったそうです。
五輪内定!
一度負けても諦めず戦い抜けたのは、間違いなく沢山の方々の応援のお陰です!本当に有難うございました。もっと強くなります!
待ってろ東京五輪🔥 pic.twitter.com/XWJC9CrYBT
— Sewon 岡澤セオン (@5678243) March 11, 2020
岡澤セオン選手の性格は?
ボクシング選手というと闘争心の強い性格のイメージがありますが、岡澤セオン選手はどのようなのでしょうか?
自身では、「ビビりの調子乗り」と自己分析しています。
ビビりの調子乗りです。でも、この性格がボクシングに生きている。パンチをもらわない距離で闘えば、誰にも負けない自信があります。
日本経済新聞より引用
まわりから聞かれるのは、「まじめ」という声。
文武両道で、学業とボクシング両方で結果を出し、オリンピック代表の座を勝ち取った陰には、やはりまじめな努力があったのでしょうね。
また、テレビ出演などを見ていると、かわいい笑顔と、ユーモアあふれるトークで、愛されるキャラクターが伝わってきます。
ボクシング男子代表には「阿修羅JAPAN」という愛称がつけられているのですが、名付け親は岡澤選手なのだそう。
この愛称について聞かれた岡澤選手は、
「阿修羅JAPANめちゃくちゃ良い!(名前を)付けた人のセンスが相当良いと思いますね」
と答えています。自分が付けたのに^^
このような言動で、岡澤選手のまわりは自然と笑顔になるようです。
岡澤セオン選手の本名は?
岡澤選手の本名は「岡澤セオン レッツクイン シーメンサ」
現在の「岡澤セオン」という通称を使うようになったのは、高校時代から。
ボクシングを始めた際に、ボクシング連盟から、名前が長すぎて入らないと言われたのがきっかけだそうです。
ちなみに、逆から読むと「サンメーシ ンイクツッレ ンオセ ワザカオ」。
これは、小学生の時に初めて会った人から100%笑いを取りたくて覚えた持ちネタなのだそう。
自分の名前を逆から読むのは小学生の間で流行ったりしますが、確かに岡澤選手の名前だと笑いが取れますね。
また、高校受験に失敗した経験があるそうなんですが、「名前が長すぎて、(試験で)名前を書くのに時間をとられたせい」と語っています。
「でも、ほぼカタカナでフリガナをふらなくてよいので、とても助かっています」とも。
名前だけでも、たくさんのエピソードがあって、本当にトークが上手いですね^^
岡澤セオン選手の両親は?
岡澤選手のお父さんは「ガーナ人」、お母さんが「日本人」のハーフです。
生まれも育ちも日本で、しゃべるのは日本語のみとのこと。
お父さんは、現在ガーナにお住まいとのこと。
時々お父さんから英語の連絡が来るそうなのですが、岡澤選手は英語があまり得意ではないので、たまに連絡を無視して怒られているのだそう。
岡澤セオン選手のボクシング戦績は?
岡澤セオン選手は、東京オリンピックのボクシング ウェルター級(69キロ)代表に内定しています。
ボクシングスタイルやこれまでの戦績やについて、調べてみました。
岡澤選手のボクシングスタイルは、足を使い相手との距離をとりながら戦う「アウトボクシング」。
武器は「ディフェンス力。相手のパンチをもらわないことが一番の武器」と語っています。
オリンピックのボクシング競技は、12ラウンドまで戦うプロボクシングと違い、3分×3ラウンドという短時間の決戦です。
スタミナを気にせず全力を出す戦いになるので、相手のパンチをもらわないというのは強力な武器になるのではないでしょうか。
現在は、全日本選手権を2連覇中です。
(2020年の大会は中止、2021年は11月に開催予定)
2020年東京五輪アジア・オセアニア大陸予選の5位決定戦に勝利して、東京オリンピック出場を決めました。
- 2018年 全日本ボクシング選手権大会 ウェルター級 優勝
- 2019年 ASBCアジア選手権大会 ウェルター級 準優勝
- 2019年 全日本ボクシング選手権大会 ウェルター級 優勝
- 2019年 AIBA世界選手権大会 ウェルター級 8強入り
- 2020年 東京五輪アジア・オセアニア大陸予選 5位
また2021年2月11日には、医療従事者を支援するボクシングのチャリティーイベント「LEGEND」に参戦しました。
プロ10戦10勝(9KO)の日本スーパーライト級ユース王者・佐々木尽選手との対戦は、トップアマvsトッププロの戦いとして注目が集まりました。
最後まで両者笑顔で打ち合い、結果、岡澤選手が勝利しています。
岡澤セオン選手のカレーがすごい!
岡澤選手の趣味は、カレー作り。
自宅の棚にはスパイスがずらーっと並びます。
なんと「㊙カレーノート」なるものまで。
大学ノートの表紙に自筆で、ガネーシャ(象の仏像)や鍋・スプーンの絵、インドの国の形、「印」「CURRY」の文字が書かれた、インド感満載のノートに、自身のレシピや感想を書き込んでいるのだそう。
特に、「バターチキンカレー」が得意なんだそうです。
とても本格的で、美味しそう!!趣味の域を超えている気がします。
今夜のCROSSOVERから②
東京五輪日本代表が内定している岡澤セオン選手です🥊
鹿児島で一人暮らし。家賃は月4万円
部屋にある物は、ほぼ貰い物です。ハマっているのはカレーライス作りカレーロードができる本格的なカレーライスです🍛🥄
美味しいに違いありません😋 pic.twitter.com/tLgiTwv1Tj— ミヤ☆オク (@miyaco326) January 30, 2021
このカレーが、ボクシングを続ける支えにもなったこともあります。
2020年7月に九州を襲った記録的な豪雨の影響で、鹿児島鹿屋市県にある岡澤選手のジムも浸水し、多くの用具が使えなくなり、練習ができない日々が続きました。
焦りと不安がいっぱいの中、地元のホテルが、「得意のカレーで募金を集めては?」と声をかけてくれたそう。
多くの方が寄付してくれて、ボクシングの練習再開につながったようです。
色々あってカレー作らせて頂きました。。本日60人前ほど完売。。嬉しい。。次は金曜日。。ホテル大蔵さんのランチにて。。。鹿屋の皆様。。お待ちしております。。。鹿屋に元気を。。。🍛🔥 pic.twitter.com/CAYYqxn7mc
— Sewon 岡澤セオン (@5678243) July 15, 2020
地域の方々も、今後の活躍を楽しみに応援しているのではないでしょうか。
まとめ
今回は、岡澤セオン選手についてまとめてみました。
オリンピックの開催は依然として不透明な状況ですが、
岡澤選手は、強くておもしろいボクシングとかわいらしい素顔で、ますます注目が集まるのではないかと思っています。
今後の活躍を楽しみに、応援していきたいと思います!
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