2020年の冬至はいつ?カボチャや柚子を使うのは何故?冬至を徹底解説!

冬至

12月になると、もうすぐ「冬至」という言葉を耳にするようになりますね。

冬至にがぼちゃを食べるのは知っているけど小豆粥も食べるのは何故?

どうして柚子湯に入るのでしょうか?

知っているようで意外と知らない「冬至」にまつわる由来や風習などを調べてみました。

2020年の冬至はいつ?由来とは

2020年の冬至は、12月21日(月曜日)です。

冬至の意味・由来

冬至とは、「1年で最も日照時間が短い日」つまり太陽が出ている時間が一番短い日なんですね。

太陽は、冬至を境に出ている時間が長くなっていくので、昔は冬至を「1年の始まりの日」としていました。

また、日に日に短くなっていた日照時間が、冬至を境に長くなることで、太陽の力が蘇る日・運気が上昇する日と言われ「一陽来復」(いちようらいふく)と昔の人は呼んでいたんですよ。

この日は「太陽の復活を祝う日」として世界各地でお祝いされているんです。

 

冬至にカボチャを使うのは何故?食べる理由は?

かぼちゃの煮物

「南瓜(なんきん=カボチャ)」は運盛りの1つとして広く定着しています。

南瓜には、運が「陰(北)」から「陽(南)」に向かうという意味が込められているそうですよ。

カボチャの旬は夏ですが、適切な保存法であれば常温で2~3か月保存することが可能です。

カボチャは、カロチンやビタミンB群が豊富なので、冬場に多い「風邪」や「脳卒中」を予防すると言われています。

昔の日本人にとって、厳しい冬を乗り切るための貴重な栄養源だったのかもしれませんね。

ホクホクのかぼちゃ煮やかぼちゃサラダ、かぼちゃスープなど美味しく食べる方法が沢山あるので、寒い時期には積極的に取り入れたい食材ですね(*^-^*)

 

カボチャと小豆のいとこ煮

いとこ煮

地域によっては、カボチャと小豆を一緒に煮込んだ「いとこ煮」を食べるそうです。

いとこ煮とは、硬いものを追々(おいおい=甥)入れて、銘々(めいめい=姪)炊きこんでいくことから名付けられたそうです。

地方によって野菜の組み合わせは変わるようですが、冬至に栄養豊富なカボチャと邪気祓いの小豆を一緒に煮て食べるのは、とても理にかなっている組み合わせですね。

 

冬至に柚子を使うのは何故?理由は?

柚子

柚子は、厄払いの「禊(みそぎ)」をする時「柚子湯」に入る為に使われていたんですよ。

また、「柚子」は「融通」が利くという語呂合わせという説があります。

香りが強い柚子は邪気を寄せ付けないとされ、冬至の日には柚子の香りで邪気を祓って身を清め、翌日からの陽の気を取り込むようにしていたんですね。

そして、柚子は果実をつけるまでに長い年月がかかることから、「苦労が実りますように」という願いも込められていたそうです。

柚子には、ビタミンCが豊富で血行を良くし冷え性を緩和する効果があるので、柚子湯に入るだけでなく「柚子茶」を飲むのもおススメですよ。

柚子湯は、擦り傷などがあるとしみてしまうことがあるので、子供達は柚子湯ではなく柚子茶を楽しんでいますよ。

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柚子を買い忘れても「入浴剤」があれば大丈夫!

12月になると、スーパーには柚子が並んでいますよね。

見かける度に、「もう少し冬至に近くなってからでいいかなぁ~」なんて思っているうちに買い忘れる心配があったり、当日準備ができない人は、「入浴剤」を買い置きしておくのがおすすめですよ(^^♪

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ゆずの香りの入浴剤おすすめ10選

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冬至の夜は柚子湯で温まり
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冬至はカボチャだけじゃない!

冬至の七草とは

冬至の日に「カボチャ」を食べるのは有名ですが、冬至にも「冬至の七草」があるんですよ。

カボチャ(なんきん)・にんじん・れんこん・ぎんなん・かんてん・きんかん・うんどん(うどん)の7つを「冬至の七草」といい、冬至の日に食べると「運」がつき、出世できる・風邪をひかないと言われています。

これは「運盛り」と呼ばれ、運が高まり始める日にもっと「運」を呼び込むために「ん」のつくものを食べようという縁起担ぎからきているんですよ。

そして、縁起担ぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切るための知恵でもあるんですね。

 

 

小豆粥で邪気祓い

小豆粥

カボチャは広く知られていますが、冬の行事食として小豆を使った「冬至粥」があるんですよ。

小豆の赤色が「邪気を祓う」として、冬至の日の食べ邪気を祓い翌日から運気を呼び込もうと考えた行事食なんですよ。

小豆には、疲労回復や肩こりなどに良いとされる「ビタミンB1」が豊富。

むくみの解消や解毒作用が強いのであるので二日酔いにも効果があるそうですよ(^^♪

 

小豆は、水で戻したり柔らかく炊くのに時間がかかってしまうのが難点!

簡単に小豆粥やいとこ煮を作るには、小豆の水煮缶を使うのがおススメですよ。

水気をきって、お鍋に入れるだけなので是非チャレンジしてみて下さいね♪

 

こんにゃくと冬至

コンニャク煮

こんにゃくを冬至に食べる地方もあります。

こんにゃくには「体の砂払い」や「胃のほうき」と言われ、胃腸をキレイにしてくれる食材とされています。

内側からキレイにしてくれるので「邪気払い」に繋がると考えられたのかもしれませんね(*^-^*)

こんにゃくには、非水溶性の食物繊維が含まれているので、腸まで運ばれるため体内の有害物質を体の外へ排出してくれます。

また、便通を促して便秘の予防にも役立つとされています。

 

まとめ

冬至には、寒い冬を元気に過ごしていくための先人の知恵がたくさん込められています。

早めに帰宅してお家でホクホクの美味しいカボチャや柚子湯に入って身体を温め、寒い冬を乗り切りましょう!

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