外食というと、ガッツリ食べられる定食系の店をイメージする人は多いです。
しかし、友人とフラリと入って小腹を満たすぐらいなら、定食ではなくて串カツをチョイスするという方法も、意外とオシャレで粋です。
串カツは、一言で言えば、とんかつを一口大にカットしたものを串に刺したものです。
しかし、追求すればするほど奥が深いことをご存知でしょうか?串揚げとも呼ばれることが多い串カツは、地域によってどんなスタイルなのか、またどんな食べ方をするかが異なります。
例えば、関東地方では豚肉と玉ねぎを交互に串に刺したものをパン粉で揚げるのが一般的です。
しかし、関西地方に行くと、必ずしも豚肉だけではなく、魚介類とか牛肉を使ったものも串カツと呼ばれています。
しかも大阪では山芋を使った衣の串カツが人気で、パン粉の衣と比べると、なめらかでざらざら感が少なく、病み付きになりそうな食感を楽しめます。
ここでは、おすすめの串カツ店をいくつかご紹介します。
串カツをコースで楽しめる専門店「伊佐」
東京都の本馬込駅のすぐそばにある「伊佐(いさ)」は、串カツをはじめとした串揚げを専門に取り扱っている名店です。
見た目がオシャレな串揚げも多く、インスタ映えする店としても人気があります。
料亭の小鉢を串に刺して揚げたような雰囲気があり、創作の串揚げを数多く楽しめるので、串揚げを堪能したい人にとって、ぜひ足を運んでみたい店と言えます。
伊佐が提供する串揚げの種類は、なんと24種類以上です。
中でもおすすめなのは、キーマカレーとレンコンのバランスが絶妙な串揚げ、そしてクリームチーズとマッシュルームをコラボさせた串揚げです。
伊佐では、単品でオーダーしてももちろんOKですが、お得にたくさんの串揚げを楽しるコース料理も人気があります。
大人の雰囲気と串カツを味わえる「はやし」
大人な雰囲気のこじんまりとした店内は、カウンター席が10席のみです。
デートコースにもよく利用される店で、私も一度だけ足を運んだことがあります。
単品で串揚げをオーダーしても良いですが、おすすめは1日3組限定となっている「極上串揚げコース」です。
価格は一人当たり8,000円程度と高めなので、特別な時におすすめの店かもしれません。
価格が高すぎるということは決してなく、店内の雰囲気、串揚げのクオリティを考えると、とても贅沢な時間を過ごせる店だと思います。
この串揚げコースでは、何が出るかはおまかせです。
その日に仕入れてきた旬の食材を使い、目の前でシェフが揚げてくれます。
しかも、ヒマワリ油を使っていて軽いので、女性にも大人気です。
メンズにおすすめなのは、宮崎牛をカットして串揚げしたものです。
ボリュームたっぷりで、ジューシーな肉の旨味とサクッとした衣の見事なコラボを堪能できます。
行列ができる新宿の名店「立吉(たつきち)」
新宿にある串揚げの名店「立吉」は、予約を一切受け付けず、来店した順番で串揚げを楽しめます。
週末や食事タイムは混雑し、店の前に行列ができるほどの人気店なので、足を運ぶ際にはできるだけ早めの時間帯を狙うのがおすすめです。
立吉では、どんな串カツでも1本180円と価格が設定されています。
食べたいメニューを単品で頼んでもOKですが、食べ放題メニューにすると、こちらがストップするまでは、どんどん店長のおすすめ素材で串カツが運ばれてきます。
初めての人なら、ぜひ「おまかせ放題メニュー」に挑戦してみてください。
ただし、おまかせ放題と言っても、料金は食べた本数によって計算されるので、一定料金で何本でも好きなだけ食べられるというわけではありません。
子供と一緒に行くなら「串亭」
お洒落な雰囲気の店や落ち着いた雰囲気の店は、カップルや夫婦など、大人だけで行くのには適しています。
しかし、子供連れだとなかなか敷居が高いと感じてしまうことが多いものです。
家族連れとか子連れでも思い切り串揚げを楽しみたいなら、二子玉川にある「串亭」がイチオシです。
串亭は、カジュアルな雰囲気が魅力の店です。
単品で串揚げを注文するタイプではなく、あらかじめメニューとなっている串揚げセットの中から、気に入ったものを選んで注文するスタイルとなっているのが特徴です。
そのため、何回もオーダーする必要がありませんし、ちりめんご飯とお椀、デザートもついたセットコースもあるので、注文しやすい点がメリットだと思います。
串揚げが人気の立ち食い店ならココ「天七」
東京の北千住駅の駅前にある「天七」は、立ち食いができるお店として人気があります。
この店では立ちながら串揚げをいただくのが定番の楽しみ方で、気軽に足を運ぶサラリーマンやカップル、おひとり様に人気があります。
天七の串揚げは2本で1セットが基本、しかも1本あたり100円未満とリーズナブルです。
定番メニューに加え、レバーとかニンニク、アボガド、ウィンナーなどを使った串揚げもあり、誰でも気に入った串がきっと見つかります。(2020年現在)
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