話題のスイーツMaritozzoマリトッツォ!今ではイタリアだけではなくて世界中で人気のスイーツですね!
ふわっふわの軽い生地とたっぷりの生クリームが口の中で溶けてしまって、あっという間になくなるのがたまりません。
古代ローマ時代からマリトッツォは存在していたと言われていてなんと2000年の歴史があります。
本場イタリアの発祥の地はローマですが、南イタリアではいろんなマリトッツォがあります。
そんなご当地マリトッツォや、2017年から始まったマリトッツォDayのイベントで、どんなアレンジレシピ があるかご紹介していきたいと思いまーす♡
もくじ
ローマの王道モーニングはカプチーノ&マリトッツォ
とにかくまずは、ローマの定番をおさえましょう。笑
ローマらしいカフェでの朝食といえば、マリトッツォをカプチーノに浸して食べるのが王道です。
午後のスイーツとしてももちろん愛されています!
マリトッツォの元祖レシピは?
もともと、南イタリアの地域はバターを使うレシピは2000年前にはありませんでした。
元祖マリトッツォのローマのブリオッシュ生地にも、バターは利用されずオリーブオイルを使用。
砂糖ではなくハチミツやレーズンが使われていたとか。松の実も入っていたりしたそう。
そして、マリトッツォに生クリームがてんこ盛りに盛られるようになったのは
19世紀後半から生クリームが普及した後、今のようにマリトッツォにも取り入れられるようになりました!
生クリームバージョンのマリトッツォも100年以上も前から存在しているんですね!
南イタリアのご当地マリトッツォ
南イタリアでのマリトッツォは大きく分類して3種あります。
代表格のローマのマリトッツォ、マルケ州のマルケ風マリトッツォ、そして、プーリア州とシチリア州のマリトッツォです。
それぞれ、見ていきましょうね!
マリトッツォ(ローマ風)
ローマのマリトッツォは丸っこくて可愛いフォームのわたしたちが普段よく見る定型タイプだと思います!
イル・リストランテ ブルガリ東京の、ペイストリー・シェフとしても活躍するファブリーツィオ・フィオラーニさんもローマっ子で、マリトッツォをこよなく愛しているお一人です。
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パンを斜め上から切り込みを入れて生クリームを投入していますが、これをスマイル型って料理番組で呼んでましたw
ちょうど口角がキュッと上がって、ちょうど生クリームが真っ白いキラキラとした歯みたいでローマ人にぴったりだ。とか。笑
ローマ人らしい発想と言いますか、微笑ましいですね♪笑
マリトッツォ・マルキジャーノ
こちらのマルケ風マリトッツォは、細長でシンプルですね!
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シンプルだからこそ、古代ローマ時代から受け継がれている歴史を感じさせてくれますね。
スイーツというよりパンに近いものがあります。 レーズンを入れたり入れなかったりするようです。
マリトッツォ・プリエーゼ&シチリアーノ
プーリア風&シチリア風マリトッツォは、編み込み成形がされています。そして、ローマ風よりももっと柔らかいんだそうです。
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プーリアのおうちで手作りマリトッツォ。
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シチリア風マリトッツォはねじれてるんですね!シチリアはピスタチオでも有名ですから、ピスタチオクリーム入りのアレンジレシピ です。
これも美味しそうですね〜!
マリトッツォDayが面白い!
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マリトッツォは南イタリアご当地限定スイーツでしたが、2017年からはマリトッツォDayというのが年に1度12月に行われるようなりました。
マリトッツォDayは、イタリア中の各地のレストラン、ベーカリー、ペストリーでマリトッツォが主役になる1日です。海外からの参加もちらほらあるようですね。
日本でもすでに美味しそうなアレンジレシピがいっぱいありますが、イタリアではどんなレシピがマリトッツォDayでは披露されているでしょうか。
2020年のマリトッツォDayはロックダウン中だったためオンラインのみの開催だったので、2019年のレシピと合わせてご紹介させてください!
スイーツ系のマリトッツォ
まずは定番だけど絶対にうまいやつ!
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レシピ:
+ワイルドストロベリーのトッピング
非常にシンプルなアレンジですが、普通のイチゴよりずいぶん小さい西洋野イチゴを使っていて、香りもプチプチ感も独特なので絶対美味しいですね!
マリトッツォの生クリームとフルーツの相性がいいので、いろんなフルーツで楽しめるところがいいですね!
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濃厚レシピ:
・生クリーム(従来通り)
+ヌテラ(イタリアの濃厚なチョコスプレッド)
+ピスタチオダイス
+シリアル5種
生クリームとヌテラのミックスクリームにピスタチオダイスと、シリアル5種をまぶしています。
中毒性がやばいですね。笑
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ローマのベーカリーやピッツァ・フォカッチャなどを販売しているお店エレットロ・フォルノ・フロントーニのマリトッツォ。
レシピ:
・パンプキンクリーム
・クミン
・チョコチップ
クミン入りのパンプキンクリームに、チョコチップとの組み合わせです。大人なスイーツですね〜。
パンプキンクリームのレシピまでは記載されていませんが、イタリアのデザート用のパンプキンクリームはカボチャを牛乳と一緒に煮込んで、そこにシナモンや砂糖を加えて仕上げることが多いです。
シナモンではなくてクミンをアクセントにしているのがこのレシピのポイントですね!おいしそ〜♪
サンドイッチ系のマリトッツォ
マリトッツォの生地は、砂糖の分量を減らせば、食事にも相性がいいです。イタリア風サンドイッチのことをパニーノと呼ぶので、パニーノ風マリトッツォバージョンのレシピも気になるところです。
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ローマで話題豊富なカップルが経営しているレストラン<マッツォ>のオリジナル
レシピ:
・羊のミートボールのフライ
・カルボナーラソース(卵黄とペコリーノチーズ)
・グアンチャーレ
・ペコリーノチーズ
ローマは牛よりも羊の料理が多いのが特徴で、このレシピもコテコテローマらしいレシピです!
カルボナーラはもちろんローマ名物。羊のミートボールフライに、カリッカリのグアンチャーレ(豚トロのベーコン)と羊の乳でできたペコリーノチーズが添えられた爆弾マリトッツォ。
ボリュームもあるし、パンチのある1品ですね! ゴイス!
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こちらもローマのピッツァ屋さんのオリジナル
レシピ:
・エンダイブ
・アンチョビ
・オリーブ
・アーモンドダイス
エンダイブは、チコリー系のお野菜なんですが茹でてミキサーにかけてオリーブオイルと合わせてペースト状にしたものでしょう。そこに塩漬けアンチョビとオリーブをのせ、最後にアーモンドダイスをトッピングされています。
これもキョーレツに美味しいそうですね〜!!食べてみたーいw
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こちらはイタリアでパン屋さんを経営している方の個人アカウントのインストから。
マリトッツォDayでは披露されていないレシピのようですが、イタリアの食材たっぷりだったので投稿させてください。笑
レシピ:
・ロビオーラチーズ
・レモン
・ラディッキォ・ロッソ
・カポコッロ
ロビオーラチーズのムースとレモンゼリーに、ラディッキォ・ロッソ(チコリー仲間)とカポコッロ(首の後部の生ハム)のマリトッツォです。
普通のパンでサンドイッチにしても美味しそうなレシピですね!
ロビオーラチーズのムースは、濃厚に仕上げる派は生クリームを加え、さっぱり派はオリーブオイルを加えてムースを作ります。
・・・・・
イタリアのご当地定番マリトッツォから、アレンジレシピまで紹介しましたがいかがでしたか? スイーツからパニーノ風までバリエーションも豊富に楽しめるマリトッツォ。
これから日本でもまだまだアレンジレシピは出てきそうなので、いろんなテイストのマリトッツォを楽しんでみたいですね!
最後までお付き合いいただきありがとうござました♡
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