祈願書の書き方を文例つきで紹介!封筒や保管方法、時期や期限、処分についても

来年の運気が動きはじめるといわれる10月は、来年の祈願書を書く月なので、開運をアップを目指す人にはとても重要な月ですよね。

祈願そのものはいつでもできますが、翌年の運気がスタートする10月から翌年の10月までのお願いを祈願書に書いて、神社で祈願するのがおすすめですから、間に合わせて準備をしたいものです。

今回は、風水の第一人者であるDr.コパさんの祈願書の書き方をご紹介しつつ、書き始めると気になる、封筒についてや保管方法、書く時期や期限、祈願書の処分方法についてもまとめていきます。

必須!祈願書を書く前に「願ほどき」をすること

さぁ、祈願書を書こう!と意気込んでいるかもしれませんが、翌年の祈願書を書く前にやらなくてはいけないことがあります。

それが、「願ほどき」です。

今日までに叶わなったお願い事を取り下げる必要があります。

というのも、次から次へと新しいお願いを神様に伝えると、神様がいっぱいになってしまうからです。

さらに、神様がお願いごとをずっと覚えていらっしゃるため、たくさん願いごとがあると、何から順番に叶えてほしいのかが分からなくなってしまうからでもあります。

では、願ほどきはどのようにするのでしょうか?

Dr.コパさんによると、

  1. 白色orラベンダー色の便箋を用意する
  2. 願ほどき書を、手書きで1通書いて、封筒に入れて、願ほどきシールを貼る
  3. 神社に持参し、「○○につきまして、力及ばず、成就するにいたりませんでした。神様のお手を煩わせ、お世話をおかけいたしました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。」と報告をする
  4. 書いてから10日以内に粗塩をふって処分する(処分方法は後述の祈願書の処分方法を読んでください)

以上です。

願いほどき書は保管するものではないので、どんなに長くても100日以内に処分をするようにしましょう。

100日を過ぎると、願いほどきの効果が薄れてしまうといわれています。

願ほどき書の文例はこちらです(縦書き)。

願ほどき書

 

祈願いたしました○○につきまして、力及ばず、成就するにいたりませんでした。
神様のお手を煩わせ、お世話をおかけいたしました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和○年○月○日
住所
名前(フルネーム)
生年月日

神社によっては、願ほどきのご祈祷を行なっている場所もありますよ。

願ほどきシールは、雑誌の付録についてきます。

祈願書の書き方は?何通作るの?文例をご紹介

願ほどきができたら、いよいよ、翌年の祈願書を書きます。

祈願書を書くために必要なものは

  1. 新しいペン
  2. 新しい便箋(祈願書)2枚
  3. 新しい封筒2通

です(新しいものを用意するのがおすすめです)。

祈願書は、同じものを2通作るため2つずつ必要です。もちろんコピーはダメです。

筆者は、開運カラーの祈願書と封筒のセットが付録でついてくるDr.コパさんのムック本を毎年買っています。

少しでも翌年の運気を良くしたいので、便箋の色や封筒の書き方など、全てが整っているこちらの祈願書セットを活用しているんです。

ちなみに夫も買ってます♪

祈願書セットはもちろん、翌年の運気の流れも書かれているし、運気アップの風水シールも付いてくるので超お得ですよ^^

2019年用の祈願書と封筒のセットはこちらでした♪

Dr.コパさんによると、祈願書の書き方は特に決まりはなく、書きやすいスタイルで構わないとおっしゃっていました。

大切なのは、神様に読んでいただくための文章なので心を込めて書くことなのだそうです。

祈願書の文章は、

  1. 神様の名前(氏神様、参拝する神様のお名前)
  2. 挨拶文を書く
  3. 目標や夢、希望、約束ごとを箇条書きで書く(願いごとはいくつ書いてもOK)
  4. 日付、住所、自分の名前(フルネーム)、生年月日を書く

です。

Dr.コパさんの書籍やネット情報によっては、生年月日の後に「干支を書く」と書いてあるものもあります。

手書きで書きます。

祈願書の文例はこちらです(縦書き)。

○○○○年 祈願書

 

○○○様
いつも御神助、御加護をいただき、ありがとうございます。
○○○○年は、次のことを祈願したいと思います。

一.
一.
一.

 

成就に向け、全力で努力いたしますので、
御神助、御加護のほど、万事よろしくお願い申し上げます。
以上祈願いたします。

 

令和○年○月○日
住所
名前(フルネーム)
生年月日

筆者は、明治神宮へ参拝へ行くので、ご祭神である、明治天皇様と昭憲皇太后様のおふたりの名前を書いていますよ。

明治神宮のように、神となられたご祭神が祀られている場合もありますので、その場合はご祭神のお名前を書きましょう。

また、祈願書を書くにあたって、環境を清めることが大切です。

家を掃除して、部屋の空気の入れ替えをして、できれば入浴で体を清めてから書きましょう。

家の掃除が大変><という場合は、祈願書を書く部屋だけでも清めるようにするといいですよ。

祈願書を入れる封筒の書き方は?

祈願書が書けたら、封筒に入れます。封はしません。

封筒の書き方は、表の中央に「祈願書」と書きます。

封筒の色は無地で、祈願書(便箋)と同じカラーのものを用意します。

Dr.コパさんのショップで購入できる祈願書セットのサイズは、便箋が257×167mm、封筒91×173mmです(2020年10月販売の祈願書セット)。

祈願書はどうするの?神社持っていくの?

祈願書が2通準備できたら、祈願書を2通とも持って神社に祈願しに行きます。

神社では「2拝2拍手1拝」を行い、日頃の感謝の気持ちを神様に伝えから、祈願の内容を伝えます。

祈願の例がこちら

いつも見守っていただきありがとうございます。

 

(祈願書の内容)

 

(自分の住所)

 

(名前)

 

(生年月日)

 

夢が叶うよう、来年も一生懸命に頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、祈願書は神社に提出するものではないのでご注意くださいね。

祈願書を書く時期は?期限はある?

冒頭でもお伝えしていますが、祈願書は、来年の運気が動きはじめるといわれる10月に書くのがおすすめです。

10月20日前後には祈願書を書き、10月20日前後に祈願書を持って神社へ祈願しに行きましょう。

というのも、毎年この時期に、伊勢神宮で神嘗祭(かんなめさい)が行われます(年度によって日にちが異なります)。

神嘗祭は、祭器具が一新されることから、伊勢神宮のお正月といわれいるんです。

伊勢神宮では、年間1500回に及ぶお祭りが執り行われていますが、その中でも最も重要なお祭りが神嘗祭です。

神嘗祭までには、祈願書を準備しておきたいですね。

令和3年 神嘗祭
■豊受大神宮(外宮)
由貴夕大御饌  10月15日(金) 午後10時
由貴朝大御饌  10月16日(土) 午前2時
奉幣         10月16日(土) 正午
御神楽        10月16日(土) 午後6時
■皇大神宮(内宮)
由貴夕大御饌  10月16日(土) 午後10時
由貴朝大御饌  10月17日(日) 午前2時
奉幣        10月17日(日) 正午
御神楽       10月17日(日) 午後6時
(参照:伊勢神宮公式ホームページ

なお、祈願書に加筆したい場合は11月24日頃(伊勢神宮の新嘗祭(にいなめさい))までなら、神様は来年の祈願を聞いてくださるといわれているので、この日までに行いましょう。

祈願書の保管方法はどうするの?

祈願書は、どのように保管をすると良いのでしょうか?

祈願書は、神社に提出する必要はなく、自分自身で大事に保管します。

神社から戻ったら、1通は、家の神棚や家の中心、吉方位の引き出しうや宝物箱、枕元などに大事に保管します。

もう1通は、バックなどに入れていつも持ち歩き、ふとした瞬間や、やる気が出ない時などに読み直します。

祈願書に書いた目標や夢、希望、約束ごとを、黙読するのではなくて、声に出して読み上げることもオススメです。

「神様にお願いしただけでは目標や夢はかないません」とDr.コパさんははっきりとおっしゃっています。

それは、自分で努力することが大事だからだそうです。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるように、努力する人に、神様はチャンスや幸運を与えてくれるのです。

筆者もここ数年は、封筒サイズのクリアファイルに入れて持ち歩くようにしています。

 

筆者も夫も、1通はバッグに入れて常に持ち歩いていますが、どんなに丁寧にカバンに入れても、だんだんと封筒がボロボロになってくるんですよね。

神様への祈願書なのにボロボロなのは失礼すぎますし、自分の目標を書いた祈願書がみすぼらしいのは悲しいのですよね。

封筒サイズのファイルに入れれば邪魔にならないので、今ご紹介したクリアファイルはとってもオススメですよ。

祈願書の処分方法は?

翌年の祈願書を書くと、今持っている今年の祈願書をどのようにすればいいのか?迷いますよね。

1年以上経った祈願書は、処分の必要はなく、ずっと保管しておいて構いません

年度が変わったり、祈願内容を変更したりで、祈願書を処分したい場合は、願いが叶ってから、または願いほどきをしてから処分するようにしましょう。

処分の際は、ポイっと処分するのではなくて、粗塩や日本酒で清めてから処分してくださいね。

処分の方法は好きな方法を選んでOKです。

お焚き上げをしてもいいですね。

おわりに

風水では、幸運は早いもの勝ちと言われていますよね。

翌年の運気が流れ込んできている10月に、しっかりと祈願書を書いて、運気をいただけるようにしたいものです。

新年を迎えてから願いをするのではなくて、先手必勝で、来年の願いをしましょう!

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