Tokyo Experimental Performance Archive

「Tokyo Experimental Performance Archive」は実験的なパフォーマンスにおける継承と創作のサイクルを促す、創造的アーカイブのプラットフォームを構築していくプロジェクトです。20世紀初頭に生まれ、身体行為表現、美術、音楽等の間で発展して来た実験的なパフォーマンスという表現領域、その蓄積された歴史的コンテクストを再構築し、次世代の創作活動に繋げていくことをミッションに掲げていきます。

Official Site: Tokyo Experimental Performance Archive

会期
2015年10月17日(土)~2016年1月16日(土)
会場
六本木 Super Deluxe

イベントスケジュール

2015年10月17日(土)
開演:19時30分
料金:前売2.300円/当日2.500円 ワンドリンク別途 (700円)
出演:黒沢美香、川口隆夫
2015年12月26日(土)
開演:19時30分
料金:前売2.300円/当日2.500円 ワンドリンク別途 (700円)
出演:サンガツ、梅田哲也
2016年1月16日(土)
開演:19時30分
料金:前売2.300円/当日2.500円 ワンドリンク別途 (700円)
出演:宇治野宗輝、山川冬樹

※各日、開場は開演の30分前

出演者プロフィール

2015年10月17日(土)

黒沢美香
1957年横浜生まれ。5歳から舞踊家の両親(黒沢輝夫、下田栄子)のもとでモダンダンスを習う。1982〜85年NYに滞在。当時のNYにてダウンタウン・ダンスシーンをリードする振付家の作品を踊る一方、ジャドソン・グループの出来事を追いかける。85年帰国後は、多数でも1人でも「黒沢美香&ダンサーズ」と名乗り活動開始。87〜03年「船を眺める・・・」「偶然の果実」シリーズを主な柱として、国内・アジア・ヨーロッパ・アメリカのあちこちで舞踊家、音楽家、美術家、詩人たちと共同作業を行い、日常をモチーフとした作品や即興性をベースとしながらダンスを紡ぎだす作品等を小スペースや屋外等で公演活動を行う。99年黒沢美香遅蒔きのソロダンスデビューと称して「薔薇の人」シリーズを開始、これまでに17回の公演を行う。現在は、ソロダンス『薔薇の人』シリーズ、メンバーの年齢差40歳で活動する「黒沢美香&ダンサーズ」、踊る大学教授陣ユニット「ミカヅキ会議」を柱に活動する傍ら、社会・地域連携プログラムに参加。”風間るり子”、“小石川道子”の別名でも踊る。舞踊コンクールで1位を5度受賞の他、新人賞、優秀賞、舞踊批評家協会賞、日本ダンスフォーラム賞、ニムラ舞踊賞などを受賞。日本のコンテンポラリーダンス界のゴッドマザーとも称されている。
http://mikakurosawa.official.jp/

川口隆夫
96年より「ダムタイプ」に参加。並行して00年よりソロ活動を開始。特に03年以降は、伊東篤宏、山川冬樹、真鍋大度らとのコラボレーションでセリフ、テキスト、動き、行為、映像や美術を織り交ぜ、「ダンスでも演劇でもない、まさにパフォーマンスとしか言いようのない(朝日新聞・石井達朗氏)」作品を発表。また、08年からは「自分について語る」ソロパフォーマンスシリーズ『a perfect life』を継続。13年に「vol.6 沖縄から東京へ」を東京都写真美術館「第5回恵比寿映像祭」、15年には「vol.7 国境」をメキシコのティフアナで発表した。そのほか、照明演出の藤本隆行(ダムタイプ)、ダンサーの白井剛とともに『true/本当のこと』(07〜11)、『Node/砂漠の老人』(13)、香港のディック・ウォン、映画監督今泉浩一とともに『Tri_K』(10〜12)など、コラボレーションも多い。近年は『病める舞姫をテキストに — 2つのソロダンス』(12)、『大野一雄について』(13)など、舞踏についてのパフォーマンス作品で話題沸騰。特に後者は15年9月の韓国光州アジア ン・アーツ・シアターのオープニングフェスティバルを始め、国内外ツアーが決まっている。

2015年12月26日(土)

サンガツ
1997年、東京で結成。4つのドラムと2つのギターと1つのベース。近年の関心は「音を聴く」「音を作る」以外の音楽の楽しみ方を掘り起こすこと。そのために非ミュージシャンとのワークショップを数多く行い、音楽展示公演の開催を目論む。TEPA2015では、音楽のアーカイビングが音源に偏重しがちなことに注目し、そこには収まりきらない、演奏ともイベントともつかないパフォーマンスピースを遂行予定。近年の代表作としては、「5つのコンポジション」(CD)、「Backfill」(ソウル・ナムジュンパイクセンターでのパフォーマンス)、「地面と床」(チェルフィッチュ同名作品のための舞台音楽)。2011年に音楽の作り方を作るオープンソースプロジェクト「Catch & Throw」を始動。音楽を作るためのレシピを多数製作、展開中。2012年1月に以後発表する楽曲の著作権放棄を宣言した。

梅田哲也
日用品や廃材といった身近なものや自然現象などを素材とした体験型のインスタレーションやパフォーマンス作品を発表。国内外の美術館における展覧会のほか、都市空間や自然のなかでのサイトスペシフィックな作品を手掛ける。また、INSTAL(グラスゴー)、Unlimited(ヴェルズ)、Sonic Protest(パリ)をはじめとした数々の音楽フェスティバルや、Festival Bo:m(ソウル)、Theater Spektakel(チューリヒ)、Noorderzon(フローニンゲン)などパフォーミング・アーツのフェスティバルやプロジェクトでも作品を発表し、ソロのパフォーマンスだけでなく、非パフォーマンス人員を巻き込んだコラボレーション作品も多い。'08年の個展『門』や'11年からの Breaker Projectとの共同作業などで、建築構造から観客の行動まで、とりまく状況全般を素材とした体験型のプロジェクトを展開。近年の主な展覧会は『Double Vision: Contemporary Art from Japan』モスクワ市近代美術館 / ハイファ美術館、『ソンエリュミエール、そして叡智』金沢21世紀美術館、『Simple Interactions. Sound Art from Japan』ロスキレ現代美術館など。近年の個展は「ホテルニュー恐山」Ota Fine Arts(シンガポール・2013年)、「O才」Breaker Project(大阪・2014年)、「SCIENCE DE LA SUPERSTITION」Instants Chavires(モントルイユ・2015年)。
http://www.siranami.com/

2016年1月16日(土)

宇治野宗輝
1964年東京都生まれ。90年代より「LOVE ARM(ラヴ・アーム)」シリーズをはじめとするサウンドスカルプチャーを制作、またそれらを使ったライヴパフォーマンスを行っている。2004年からは、大量消費社会が急速に拡大した20世紀以降の「物質世界のリサーチ」として、モーターを使った家電製品や自動車、家具、中古レコードなど、世界中どこにでもある日常的なモノと技術をDIYで組み合わせた、サウンド/スカルプチャー/パフォーマンスのプロジェクト「The Rotators(ザ・ローテーターズ)」に取り組み、日本のみならず世界各地の展覧会に参加している。2013年には彫刻の森美術館(箱根)において国 内初となる個展「POP/LIFE」を開催し、大規模なインスタレーションを展開、活動初期から現在までの代表的な作品を総括する重要な機会となるとともに、大人から子供まで楽しめる展覧会として好評を博した。

山川冬樹
ホーメイ歌手/アーティスト。声と身体を扱った表現で、現代美術、音楽、舞台芸術の分野で活動。電子聴診器を用いて心音を増幅してみせるパフォーマンスや、骨伝導マイクで頭蓋骨の共鳴を増幅したパフォーマンスで、ヴェネツィア・ビエンナーレ、フジロック・フェスティバル、国内外のノイズ/即興音楽シーンなど、ジャンルを横断しながらこれまでに15カ国でパフォーマンスを行う。また一人で同時に二つの声で歌うと言われる、アジア中央部の伝統歌唱「ホーメイ」の名手として知られ、2003年ロシア連邦トゥバ共和国で開催された「ユネスコ主催 第4回国際ホーメイフェスティバル」では「アヴァンギャルド賞」を受賞。現代美術の分野では、個人と社会の記憶が交差するインスタレーション「The Voice-over」(2008)、「パ」という音節の所有権を、一人のアートコレクターに100万円で販売することで成立するパフォーマンス、『「パ」日誌メント』などを発表。

概要

主催:一般社団法人日本パフォーマンス/アート研究所
企画協力・会場協力・運営協力:スーパー・デラックス
協力:藤森 純 (弁護士)
プロデューサー:小沢康夫 (一般社団法人日本パフォーマンス/アート研究所)
助成:アーツカウンシル東京 (公益財団法人東京都歴史文化財団)
会場:スーパー・デラックス (港区西麻布 3-1-25 B1F)
チケット:前売2,300円/当日 2,500 円 ワンドリンク別途 (700円)
     ※日時指定・全席自由
チケット取り扱い:インターネット予約のみ http://t-epa.com/
ウェブサイト:http://t-epa.com/